1年後の自分への手紙-4
ニース コートダジュール空港へ到着!
夜の12時を越えていて1台だけ残っていた黒塗りのタクシーをGET!なんと空港でつかまえたタクシーはメルセデスでした。日本で言うベンツで、こんな車がタクシーなのか?と最初はびっくりしたけれど、これからもっと驚くことが続くのであります。
さすがに疲れたのでカンヌでまで20分位だそうだから寝ちゃおうか...と思って身体をシートに倒そうとしたその瞬間に、すさまじいGがかかってシートが身体にピターッと張り付いたんです。
「えっ、なんだ?」と思ってまず窓の外に眼をやると、空港の滑走路が見えまして、そして飛ぶように眼の前を横切っていく滑走路の誘導ライトが見えました。「ハッ」として車の前方に眼をやると、スピードメーターが170kmオーバー!
「うぎゃ〜ぁあ〜〜〜」なっ何をするんじゃ...
「スピード出し過ぎ!」の限界を遥に越えとるだじゃーーーっ!!(伊東四郎風に)と後ろから運転手の首を本気で絞めそうになった時、運転手が振り返って、
「寒くない?」と私に聞いたのであります。
あわてて「そんなスピードで振り返るんじゃねぇ〜!危ねえだろがー!しっかりハンドル握って前見てろー!」と、言いかけた瞬間。プチっと切れたのであります。私のなかの何かがプチッと...。人間、恐怖に直面すると笑いが出てくると言うのは本当で、あろうことか、私の口から出たのは歌でありました。
「この道は〜まるで滑走路、夜空につづく...」
アホーーーーッ!
あたしって、アホーーーーッ アホッ! アホッ!
これって「中央フリーウェイ」じゃん。こんな時に「二人して〜流星になったみたい〜」って、
アホーーーーーーーッ!
そして、次に運転手のとった驚きの行動とは...
つづく




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